フィリピン

フィリピン・セブ島からマラパスクア島までのアドベンチャーを語ろう

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2014年9月、フィリピンに来てのんびりしながらこの記事を書いております!

最初はセブ島のCebu City(セブ・シティー)にある「Radisson Blu Hotel Cebu(ラディソン ブルー ホテル セブ)」で3泊したあと、4日目(9月18日)にセブ島の北端にあるMaya(マヤ)港まで行き、Malapascua(マラパスクア島)へ渡る計画です。

セブのノース・バスターミナルまで泥水の中を歩く

しかし、いざセブ・シティーのホテルを出発する当日朝、外を見てみるとありえないほどの雨でメインの道路が冠水!

僕たちはマヤ港まで行くためにはバスに乗らなければならず、まずはホテルから1.5kmほど離れたところにあるノース・バスターミナル(地図)へ行く必要がありました。

ホテルを出た僕たちはすぐ隣にある巨大ショッピングモール「SM City Cebu」のタクシー乗り場へ行ってみたものの1台もタクシーがいません。。。この冠水で道路を走ることができないからです。

仕方なしに水浸しの道を1.5kmを歩いてノース・バスターミナルへ向かうことにしました。後にも先にも、この選択肢しかなかったのです!

こちらの6秒動画(Vine)はSM City Cebuのすぐ横で撮ったものです。

さらに歩き進めると、大きな交差点も海のようになっていました。ここを地元の皆さんは難なく歩いているんです。

泳ぎ疲れた犬が台の上で休憩しているのも見かけました。

歩道と車道の境目には段差があってつまづくし、いつどんな障害物に当たるかもわからない中、優しいフィリピン人がノース・バスターミナルへの方向を教えてくれたり、端の方が安全だから端を歩いた方がいいよと声をかけてくれて、午前9時55分ごとにノース・バスターミナルへたどり着くことができたんです。悪路のため、ホテル前から約45分かかりました。


ノース・バスターミナル

 

どこまでも悪天候が続く

ノース・バスターミナルではバスもしくはバンなどの大型自動車に乗って、Maya港まで向かいます。これが3~4時間かかる距離なので、ハズレの車には乗りたくありません(笑)

ギュウギュウ詰めになるバン、クーラーのないバス、当たりはクーラーのあるバスで、それぞれ1時間の1本くらいずつあることを事前に調べていた僕たちは、ノース・バスターミナルに到着した直後に「Go to Maya ?」とおじさんに話しかけられ、「GTエクスプレス」というバンに乗ることに!大雨と悪路の中を歩いてきて疲れきった僕たちには選択の余地はありませんでした。

乗ってみると意外と快適で、クーラーはあるし、15人乗りのシートに11人しか乗っていなかったためギュウギュウ詰めではなかったんです!料金は1人180ペソ(約500円)。支払いは乗車後でOKでした。
僕たちは2人で3人分の席を買い、今後乗ってくる人で混まないようにしました。後ろの欧州系外国人も1人で2人分の席を買っていたので、これはある意味の防衛策です。

しかし、安心はしていられなかったんです。。。
10時すぎにノース・バスターミナルを出発。

車内の様子と、悪路で揺れる、はねる、の連続は以下のVine動画のとおり。

まぁ、これがずっとというわけではなかったですが、水曜どうでしょうの「ドカッ」っていう効果音が随時鳴っていてもおかしくない状況でした。

そして、3時間くらい走ったところで急に大渋滞が。

どうやら、川が氾濫してこの先の道路が寸断されている様子でした。

僕らのバンは迂回して、時間が多少かかってもゴールのMaya港まではなんとしてでも行ってやる!と誰かが行ったわけでもありませんが、バンはこの渋滞から引き返し、別のルートを進んだのです。

Maya港からボート&ボート

13時45分ごろにようやくMaya Malapascua Ferry Terminal(Maya港)に到着。バンに乗ってノース・バスターミナルを出てから3時間45分くらいでした。

バンから降りると、ここが港!?と目を疑うような光景。
海に小さな小屋がいくつかあるだけで、とても港って雰囲気ではありません!

ここから僕たちは船に乗って、Malapascua(マラパスクア島)に行きます。

が、この悪天候とオフシーズンであるがために、乗客はわずか3人。
事前情報によるとこの船の乗船料は通常なら1人80ペソで済むところを、この状況ということで1人500ペソを要求されました。また、陸から船までの浅瀬を移動するには小型ボートに乗る必要があり、これも通常なら20ペソのところを今回は100ペソ払うことに。他に方法がなかったので仕方がありませんでした。

小型ボートで陸から船までの移動時は下の写真のような感じでした。雨の中、最悪です。

奥にある船に乗ります。

ちなみに、後でMalapascua(マラパスクア島)の人から聞いた話によると、ハイシーズンは11月~5月だそうで、その時期だとお客さんも多いので80ペソで乗せてくれるとのこと。

しかも、船に乗ってから40分くらい待たされて、出港したのが14時30分ごろでした。トイレは一応、本当に一応ってレベルのものが付いていますがMaya港で済ませておくことをオススメします。

波や雨で濡れるので、スニーカーよりもサンダルがいいですが、乗り降りするときは多少の段差があるので、濡れても大丈夫なクロックス系のサンダルが良いです。

Malapascua(マラパスクア島)に着くと、再び小型ボートで陸に降りるため、ここで1人50ペソを要求されました。これで合計650ペソということに。。。(通常なら合計120ペソで済むはず)

 

マラパスクア島で右も左もわからずホテルへ

なにわともあれ、15時15分にMalapascua(マラパスクア島)に着くことができました!
ところが、まだ安心はしていられません。宿泊を予約しているホテル「Ocean Vida Beach and Dive Resort(オーシャン・ヴィダ・ビーチ・アンド・ダイブ・リゾート)」がその先なのです!

僕たちはこれ以上の金は出すものか、と、歩いてホテルまで向かうことに。

こんな荒れ果てた地を。。。

という表現は言い過ぎですが、Malapascua(マラパスクア島)は小さな島で、一部がリゾート開発されてはいるものの、地元の人の生活と自然がたっぷり残っている場所なのです。
雨の中、道行く島民に「Ocean Vida ?」とホテル名を尋ねまくって、道かどうかわからない木の間を進みます。

途中で道を尋ねた女の子がとても優しくて、何も頼んでいないのにホテルまで案内してくれました!
幅が1メートルもない壁と壁の間を歩いたり、住民の生活圏内の井戸や洗濯場の中を歩いたりして、ようやくホテルに着きました!こちらのVine動画を御覧ください。

しかも、感謝のつもりでチップを渡そうとしたら首を横に振って拒んだんです。Malapascua(マラパスクア島)の島民ってこんなにも優しいのか!とめっちゃ感激しました。

このように木に囲まれ、目の前がロングビーチになっているリゾートホテルです。

ということで、このホテル2泊目となる9月19日に、夜のビーチでのんびりと前日のアドベンチャーについて記事を書いてみました!

→ Ocean Vida Beach and Dive Resort(オーシャン・ヴィダ・ビーチ・アンド・ダイブ・リゾート)

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