レビュー

【レビュー】災害にも役立つPD対応バッテリー「cheero Power Mountain」、50,000mAhで半年経過も自然放電ゼロだった

ページに含まれる広告から収益を得ることがあります

2019年3月11日。「東日本大震災」から丸8年となりました。

それから毎年この日が来るたびに防災への意識を見直す機会にしているのですが、停電への備えはわりと手薄でして、2018年9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」では北海道では大規模な停電が生じたことをきっかけに、もっと大きな大容量バッテリーを購入しました。

cheero Power Mountain」です。地震発生の翌日9月7日に購入。きっかけって大事です。たぶんこのときに買わなかったら、まだ買ってなかったかもしれません。

「cheero Power Mountain」はスマホやタブレットなどのUSB対応機器を充電できるモバイルバッテリーで、大きくて最大45WまでのUSB PD(Type-C)対応製品へも電力を供給可能。MacBook Proにも使えます。

USB PD(Type-C)対応ケーブルやカバー、スマホやタブレットを立てかけておけるスタンドも付属。

6ヵ月経過もバッテリー残量は100%のまま!

しかし、「cheero Power Mountain」は大容量のバッテリーといえども、こいつそのものをフル充電にしておかなければいけませんよね。緊急時に残量が空だったら意味がありません。

当然、買ってすぐにフル充電にしました。

2018年9月に購入してからすでに半年以上が経過しているんですが、実はフル充電にしたのは購入して開封した際に充電したその1度だけ。

2019年3月10日現在、あれから半年が過ぎているにもかかわらず、驚いたことにバッテリー残量は100%のままです。通常、バッテリーは使用していなくても自然放電で徐々に残量が減っていくものなのですが、半年が経っても100%残っていることにビックリしました。

ただ、自然放電がまったくないわけじゃないだろうし、数値に表れない程度の自然放電はあるはず。それでもこんなにたっぷり残っているのはすごいの一言。

MacBook Proを充電テストした結果

ちゃんと使えるんだろうなぁ?と疑う方も少なくないでしょう。そこで、東日本大震災から丸8年を翌日に控えた3月10日、テストして確認してみることにしました。

テストに使ったのは2017年モデルのMacBook Pro 13インチ。ちゃんとこのMacBook Proを充電できるかをテストした結果が以下の通り。

しっかり、USB PD対応のUSB Type-CケーブルをつないでみるとMacBook Proへの充電が始まりました!

79%だったMacBook Proのバッテリー残量がみるみる増えていきます。

27分後にはMacBook Proが95%まで回復。「cheero Power Mountain」の残量は95%。

MacBook Proが100%に達したときには「cheero Power Mountain」の残量は91%に。

【バッテリー残量】

Mac Power Mountain
79% 100%
87% 97%
95% 95%
100% 91%

結果として、「cheero Power Mountain」の9%を消費して、MacBook Proを21%回復しました。

家庭に1台あれば安心のバッテリー

「cheero Power Mountain」には通常のUSB(Type-A)は2口付いていますし、ここにスマホの充電ケーブルやUSBランタンなどを挿して使用することも可能。また、LEDライトも搭載されているのでちょっとした懐中電灯としても使えちゃう。

まぁ、重量が860gあってサイズも大きいのでこれを日常的に持ち運ぶことはありませんが、普段は自宅のデスクでiPadのスタンドとして使用。付属のアタッチメントを付けるとちょうどスタンドになるんです。これならしまっておく必要もないし、いざというときに見つけやすいのがポイント。

何度も言いますが、6ヵ月経過してもバッテリー残量が100%あるというのは、いざというときの備えに1台あるとかなり安心できる大容量モバイルバッテリーです。Amazonで買ったときの価格は1万円台半ばとわりとリーズナブルでしたし、今となっては良い買い物をしたなと思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! してね!

Twitter で